Artist: Akiko

日本のジャズシンガー。1976年12月14日、埼玉県浦和市（現さいたま市）生まれ。2001年、著名なジャズレーベル「Verve Records」と契約した初の日本人ジャズシンガーとなる。2001年にフランスで、著名なフランス人プロデューサー「アンリ・ルノー」と共にファーストアルバム「Girl Talk」をレコーディングし、同年6月にリリース。500曲を超えるスタンダードジャズのレパートリーで知られるだけでなく、様々なジャンルへの柔軟な対応力でも知られ、アルバムごとに常に新しいスタイルを編み出している。日本国内以外にも、パリ、ロンドン、ニューヨーク、リオデジャネイロ、オスロなどでもレコーディングを行っている。これまでのアルバムでは、Swing Out Sister、須永辰緒、小西康陽（Pizzicato Five）、Bugge Wesseltoft（Jazzland）といったプロデューサー陣とコラボレーション。同時に、[re:jazz]、吉澤 はじめ、Studio Apartment、Quasimodeなど、ジャンルを超えたアーティストの作品にゲストボーカルとして参加。数々のコラボレーションを通して、様々なジャンルのアーティスト、ミュージシャン、プロデューサーと交流を深めてきた。2009年には、10代の頃から愛好していた東京の有名ロックパーティー「London Nite」のトリビュートアルバムをリリース。アルバムのアドバイザーには「ロンドンナイト」を手掛けた大貫憲章氏を招聘し、自身の音楽のルーツがジャズではなくロックであることをアルバムを通して示した。シンガーとしてだけでなく、作詞・作曲・編曲、そしてアルバム全曲のアートワークディレクションを手掛けるなど、プロデューサーとしての手腕も高く評価されている。